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華やかに、鮮やかに、あの名作がいま、よみがえる・・・! 石原さとみ主演北海道・旭川の病院長・辻口啓造は、美貌の妻・夏枝(との間に一男一女をもうけ、幸せな家庭を築いていた。だが、3歳になったばかりの長女・ルリ子が殺されてしまう…! 啓造の留守中、夏枝が病院の勤務医・村井の思慕の言葉に耳を傾けている間の出来事だった…。 ショックのあまりうつろな表情で日々を過ごしていた夏枝は突然、ルリ子のかわりに女の子を引き取って育てたいと言い出す。夏枝の願いを聞き入れ、友人の産婦人科医・高木が営む乳児院に向かった啓造は、高木から、ルリ子を殺した犯人・佐石の娘を引き取ったらどうかと、もちかけられる。啓造なら"汝の敵を愛せよ"という教えを、実践できるのではないかというのだ。いったんは断ったものの、自分の留守中、またもや夏枝が村井と逢引きしたと思い込んだ啓造は、夏枝への屈折した憎しみから、殺人者・佐石の娘を引き取ることを決める。夫がひそかに自分に復讐を誓ったなどとは思いもせず、夏枝は、引き取った娘を"陽子"と名づけて溺愛。陽子)もまた、素直でやさしい少女に育っていく。 だが、陽子が9歳になったある日、偶然、啓造の日記を目にした夏枝は、陽子の出生の秘密に気付いてしまう…! 真実を知った夏枝は、夫と陽子に激しい憎悪を燃やし、その日から、人間が変わったように、陽子に怒りをぶつけ、陰湿ないじめを繰り返していく・・・。
「汚れた舌」〜新約聖書に記述された舌にまつわる悪をそれぞれの登場人物に置き換えた形で展開する、濃厚にしてキッチュな、怨念じみた台詞が容赦なく飛び交う様があまりにも恐ろしい、脚本家・内館牧子のワールドを堪能し尽すことができる作品。結婚よりも自立した仕事と恋の両立こそが女の幸せであるとのモットーをかかげる千夏(飯島直子)は、やっとの思いで手にいれた小さな花屋を母・典子(松原智恵子)とともに営んでいる。典子は三流陶芸家だった夫を自殺に追い込んだ存在である、高名な陶芸家・白川(藤竜也)を憎むことを唯一の生きがいとしていた。しかしその白川(藤竜也)こそが、この二年間大学で造園の勉強をするためにと金沢に通う千夏が、実は胸焦がれて逢瀬を重ねている愛人であった。ある日、千夏は老舗花屋チェーン店の跡取りオーナーである耕平(加藤浩次)と金沢帰りの空港で偶然知り合う。 白川を憎むがあまりに壊れていく典子や、耕平と親密になる千夏に嫉妬心を燃えたぎらせる杏梨(牧瀬里穂)と、ヒロインを取り巻く女性キャラクターたちの強烈さは絶句してしまうほどのおぞましさだが、中でも貧しい育ちゆえにお嬢様育ちの杏梨を執拗にねたむ耕平の継母である弘子(森口瑤子)の底なしの恨み節には、ただただ慄き続けるしかない。ドラマが温まるまでには若干の時間を要するも、加速して以降のホラー的な女たちの攻防には病み付きになること必至。
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